強迫性障害

強迫性障害

強迫性障害は、同じ思考や行動を繰り返してしまい、自分で「ばかばかしい」「不合理だ」とわかっていながらどうしてもやめることができず、日常生活に支障をきたす障害です。考えの強迫症状は強迫観念、行動の強迫症状は強迫行為と呼ばれます。強迫観念とは自分でもばかばかしいと分かっていながらくり返し、浮かんでくる考えであり、強迫行為は、ばかばかしいと分かっているのに、何度もくり返してしまう行為ですが、両者には密接な関係があり相互に関係します。また強迫だけではなく、他のいろいろな精神的な問題が重複して起こることも多く、様々な問題を抱えて苦しんでいる方が多く見られます。

強迫性障害の治療には薬物療法や暴露反応妨害法などの治療が行われますが、現在は研究が進み、強迫性障害にも生物学的に様々なタイプがあることが分かり、治療反応も様々です。
強迫症状はストレスで悪化する傾向があるため、ストレスのコントロールはとても大切です。日常生活や社会生活では多くのストレスがあり、また環境の変化やライフイベントなど、我々の生活には多くの変化があるため、強迫症状の症状には波があり、良くなったり悪くなったりをくり返します。治療が進んでいる場合でも症状が悪化するときもあるため、悪くなったからといって慌てず、じっくり治療していくことが大切です。