クリニック紹介

院内のご紹介


患者さまへの思い

院長 奥村 克行(東京精神神経科診療所協会理事)から患者さまへメッセージ

院長 奥村 克行

私が、今まで勤務してきた医療機関において、患者さまとお会いし、対話をして関係を深めてきた中で、多くの患者さまが、今生きている時代や、ご自身の環境や、周囲の人間関係などから様々な影響を受けて悩み苦しんでいることがわかってきました。またそれは、決しておひとりの患者さまだけの話ではなく、多くの患者さまが抱えている問題であることがわかってきました。

私は精神科医として、患者さまの悩みや苦しみに真摯に向き合い、患者さまが社会でより良く生活が出来るようにサポートすることを大切にしています。そのために、医学的な考え方だけでなく、人の心や社会の成り立ち、現代の文化など幅広い知識と様々な考え方を理解することを大切にしています。

そして私は、悩みながら生活している患者さまにとって心からの理解者になりたいと考えています。私は診察が終わり、患者さまが診察室を出る時に、いつも患者さまの背中を見つつ、患者さまの日々の生活が幸せな笑顔に包まれるようにと願っています。

そして私は患者さまにとって、私が悩んでいた時に出会った精神科医が書いたあの本のような存在になることを大切にしています。私の悩みを少しだけ軽くしてくれて、私の人生の歩むべき道を示してくれた、あの一冊の本です。まさに私にとって一期一会の出会いでした。

私は今も、おひとりおひとりの患者さまとの出会いや、私を助け導いてくれた諸先生方との出会いを一期一会と考えて大切にしています。様々なことを教えて頂いた患者さまや諸先生方に対して深い感謝の気持ちを持ちつつ、今では私の天職となっている精神科医としての道を、私はこれからも一途に歩んでいきたいと考えています。


患者さまのための医療を目指して

当院では、地域の患者さまに最善の医療を提供することを目指して都市型精神科クリニックとして機能の充実を図りました

そのひとつとして、まず当院の医療システムの改善を行いました。 忙しい患者さまにも良質な医療を提供することを目的に、患者さまの必要に応じて、医師の診察時間を短くし患者さまに負担のかからない診療を開始しました。

また、今までは患者さまを待合室で長くお待たせすることもありましたが、今回のシステム改善により受付や事務手続きの時間短縮につながっています。 そして、クリニック周辺の薬局さまにもご協力を頂き、夜遅い時間の調剤と処方を可能にして頂いております。

当院はこれからも、医師をはじめクリニックの全職員が、真摯に患者さまに向き合い、おひとりおひとりの患者さまの気持ちを大切にし、地域の皆さまの病気の治療と健康の増進に努めていきたいと考えております。

受付


院長インタビュー

院長 奥村克行先生のインタビュー(2018/12/11)

今日は、当院院長の奥村克行先生にお話を伺いました。 いつも、のんびりとした穏やかな雰囲気で、患者様やスタッフをリラックスさせてくれる先生に、じっくりとお話をお聴きすることが出来ました。いつものように奥村先生は控えめな口調ながらも、患者様への想いや、ご自身のプライベートな話題などを話して下さいました。

クリニック

先生が精神科医師になられた経緯を教えていただけますか。

僕は小さい頃から本が好きで、たくさんの活字を読んでいました。その中で精神科医の中井久夫先生が書いた本を読んだときに、中井先生の幅広い見識や、思慮深さ、そして精神科医療の奥深さや、多様なものの捉え方などに惹かれて、そこから精神科医療に関する本を読むようになりました。

それと同時に古典文学や哲学書なども読んでいましたが、すべての学問が人間や人の心に影響を受けていると知り、物事の根源的な思索をするために、まずは人間について知りたくて精神科医療を勉強しようと考えるようになりました。

先生が診療する際に心掛けていることは何かありますか。

僕は患者様のプライバシーを守ることを大切にしています。品川区という場所には様々なご経歴やご職業の方がいらっしゃいますので、おひとりおひとりの患者様のご事情に配慮して診療をしています。特に、著名な方や、各方面でご活躍されている方も当院へいらっしゃいますが、決して個人情報が漏れないようにしています。

また、待合室にはパーテーションを取り入れて、受付や会計でもお名前をお呼びしないで番号でお呼びしたりするようにしています。そして、患者様の気持ちや心を丁寧に診させていただくためには、患者様を不安にさせないことも大切だと考えています。そのために患者様のお気持ちを「待つ」ことを大切にしています。

具体的には、患者様が触れられたくない話の内容には敢えて踏み込まないで、患者様が話したくなるのを待つようにしています。患者様が、ご自身のお悩みや葛藤を話したくなる時が来るのを待って、僕はそのタイミングで患者様からお話をお聴きするようにしています。

僕は患者様にとっての最善の治療方法は患者様ご自身が知っていると思っていますので、患者様のお気持ちや考え方を聴かせて頂けるまでじっくりと待つことを心掛けています。

インタビュー

先生のプライベートなお話を少しお聞きしてもよろしいでしょうか。先生は何かご趣味はございますか。

趣味は、勉強です。(笑) 患者様に良質の医療を提供するために日々自分自身を研鑽することが必要だと考えています。特に、当院にはさまざまな環境にいらっしゃる患者様がご来院されるので、多様な分野の学問を身につけるようにしています。

そのために、机の上の勉強だけではなく、各種の勉強会や研修会にも参加したりしています。それから音楽や絵画など芸術鑑賞などもして感受性を高めるようにもしています。

最後に、ホームページをご覧の方に向けてメッセージをお願い致します。

今まで沢山の患者様と出会い、悩みや苦しみなどを伺う中で、少しずつ患者様の可能性について直感的に理解できるようになってきました。「つらいな」とか「しんどいな」と言う患者様のお話の中にも、見方を変えて物事を柔軟に捉えなおすことで、幾つか新しい可能性が見えることがあります。

僕が幾つかの選択肢を提示して、患者様がご自身で治療方法を選択することで、症状が良い方向に行くことが多いです。もし、ホームページをご覧の方で、つらいときや、しんどいときなどには是非当院へご来院して頂きたいと思っております。クリニックに来て頂いて、お話をすることで少しだけお気持ちが楽になって、少しだけゆとりをもって物事を考えられるようになると思います。

診察室